ゴミ屋敷・ゴミアパート

近所にゴミ屋敷があると迷惑です。

ごみ屋敷のイメージ

ゴミ屋敷(Garbagemansion)とはゴミが溢れかえっている屋敷で最近では社会問題 にもなっている近隣の住民に迷惑をかける住宅です。 家主がゴミを蓄積・収集することがゴミ屋敷を作る原因で、周辺の景観を破壊したり 悪臭を発生させたりと、ご近所さんにとっていいことは何も無いどころか、 ゴミ屋敷のせいで自分の生活に悪影響を与える迷惑な存在です。 ゴミ屋敷と呼ばれる通り一軒家が多く、家の中だけでなく建物の周囲や庭、玄関先 までもがゴミで溢れており、一目で「あ、ゴミ屋敷だ」とわかるほどの量のゴミを 溜め込んでいるのが特徴です。 近所の住民にも知られており噂にもなっているのですが、家主は近所付き合いもなく 周囲にどう思われていようがお構いなし、ゴミ屋敷となっていることも全く問題 にしておらず、注意されても片付けるつもりはありません。 ガラクタにしか見えないものが家の周りに積み上げられ、異臭を発することもあり 隣近所の家はなんとか片付けて欲しいと願うのですが、本人にとっては大事なもの、 捨てるわけにはいかないものとの認識で、壊れた冷蔵庫だろうが動かない掃除機 だろうが、とにかく集めて捨てずにとっておきます。 ゴミのようなものが家の中だけでなく外にまで溢れているので、放火の危険もあり ますし野良猫も集まってきます。 一目でわかるゴミ屋敷とは違って住居の中に入らなければわからないのが、 ゴミマンション・ゴミアパートです。 こちらはワンルームマンションなど1人暮らしに多く、部屋の中にのみゴミを 溜め込んでいるので外からはなかなか気付かれず、知られていないだけで相当な ゴミアパートが存在すると思われます。 ゴミ屋敷の住民はゴミを溜めようと考えてはおらず、捨てられないものを集めて いるうちにゴミ屋敷となることがほとんどですが、ゴミアパートの場合はゴミと 認識していてもいつの間にかゴミだらけになってしまうようです。 捨てに行くのがめんどくさい、片付けるのがめんどくさい、今度まとめて処分しよう、 そうやって捨てられなかったゴミが部屋の中に溜まっていくとゴミアパートに なってしまうのです。 ゴミ屋敷とは違って捨てられるのなら捨てる、という思考もあるので、片付ける きっかけさえあれば元通り普通のアパートに返り咲くことも簡単です。 本人もこのままでは住みにくいしなんとかしなければ、と問題意識を持っている のですが、手をつけられないほどゴミで溢れてしまい、どうすればいいのかわからない 状況に追い込まれているだけで、誰かが手を差し伸べたりアドバイスをすれば うまく解決することがほとんどです。 単純にゴミを処分する作業がめんどうなだけなので、一緒に片付けを手伝ったり 大量のゴミっぽいものを手当たり次第に処分していけば元通りになります。 ゴミアパートの発見方法はなかなか難しく、本人はその自覚があり改善したいと 考えているのでその状況を人に知られないよう隠そうとします。 知人を家に招くような真似は決してせず、そんな話題にならないよう警戒しています。 部屋の中を見られなければバレないので、仮病を使ってでも自分以外の人を部屋の 中へ入れようとはしません。 そのため普段から生活パターンがちょっとおかしく感じられる場合もあり、 そこから無理矢理家に押しかけて発覚することもありますが、基本的には普通の人に 見える生活を送っているので隠し通しているゴミアパートの主も多いと予想されます。 そして今後もゴミアパート・ゴミマンションは増加していくと考えられています。